業務独占資格・名称独占資格・必置資格の特徴

日本の国家資格には根拠法によって、業務独占資格、名称独占資格、必置資格のいずれかに含まれているものが多く存在します。
各資格の特徴について述べると、業務独占資格は資格取得者が独占的に業務を行うことができ、資格取得者以外がその業務を行うと罰則の対象となる資格を指します。名称独占資格は資格取得者のみがその資格の名称を利用することが許され、資格取得者以外が資格の名称や資格名に似た名称を利用すると罰則の対象となる資格を指します。必置資格は、ある事業を行う際に事業所に必ず1名以上の保有者の配置が義務付けられている資格を指します。
自動車整備士の根拠法である道路運送車両法には、業務独占資格と名称独占資格に関する規定はありませんが、必置資格の規定が盛り込まれています。自動車整備業を営む人の多くは、認証工場あるいは指定工場となることを目指しますが、国から認証工場と認められるためには、整備従事者の中に自動車整備士が2人以上含まれており、なおかつ人数の割合が3分の1以上である必要があります。また、指定工場と認定されるためには、認証工場の認定条件を満たしているだけでなく、自動車整備士の中に自動車検査員となる資格を持つ者が1名以上いなければなりません。

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